まず、そもそもなぜ人は老化するのでしょうか？ 老化が起こる仕組みには、様々な仮説が考えられています。 活性酸素説、ホルモン低下説、有害重金属説、テロメア説、慢性炎症説、幹細胞説などどれも老化に関連したものになります。 そんな老化の仮説の一つに、「遺伝子プログラム説」というものがあります。 各生物の寿命はマウス2年、サル25年、ヒト70年、ゾウ70年という具合に生物種によってある程度決まっています。 このように、個体寿命にはある程度のばらつきがあるにせよ、生物種によって生まれてから死ぬまでの時間はあらかじめプログラムされている、という考え方が遺伝子プログラム説です。 1961年米ウイスター研究所のL・ヘイフリック博士は、若い人の体から細胞を採取し、シャーレの中で培養してみました。 すると、細胞は50～60回分裂するともうそれ以上分裂しなくなりました。 そこで今度は40歳～80歳の人から細胞を採取して培養をすると、細胞の分裂する回数が年齢の分だけ少なくなるということを発見しました。 このように、培養細胞の分裂回数に制限があることを「ヘイフリック限界」といいます。 一方でヒト以外の動物について細胞の分裂回数を調べてみると、大変おもしろいことがわかりました。 ゾウなど寿命が長い生物から採取した細胞のほうが、マウスなど寿命の短い動物から採取した細胞よりも細胞分裂の限界回数が多くなるということが明らかになりました。 以上のことから、みなさんの体の細胞はある回数以上は分裂できないこと、そして回数上限が決まっていることがわかりました。 手持ちの回数券が徐々になくなっていくイメージですね。このことから、細胞分裂は「命の回数券」とも言われています。ん～、なんか怖いですね。 そしてこれらのことから、「細胞が生まれ変わることができない状態」が「老化」と考えて良さそうです。

さて本題のNMNについてですが、NMNとは「ニコチンアミドモノヌクレオチド」という名前で、ブロッコリーやアボカド、トマトなどにも微量に含まれる成分です。 このNMNが米国や中国、日本の富裕層を中心に、老化を遅らせ、実年齢よりも身体機能を若く保つことが期待できるサプリメントとして人気を呼んでおります。 NMNブームに火がついたのは、米国ハーバード大学のデヒットシンクレア教授やワシントン大学の今井眞一郎教授による研究結果をもとに、その抗老化作用が次第に明らかになってきたためだと言われています。 例えば、ヒトでいえば60歳に当たる生後22カ月のマウスに、注射で「NMN」を投与した研究があります。 すると1週間後に、生後22か月のマウスがなんと生後6カ月のマウスに相当する筋肉になっていたのです。 これは、ヒトで言えば20歳にあたります。 つまり、たった1週間という短期間で、実に40歳分の若返りを果たしたのです。 さらに別の研究では、生後5カ月のマウスに1年間NMNを飲ませたところ、さまざまな抗老化作用が見られたといいます。 NMNを飲ませたマウスは、飲んでいないマウスよりたくさん食べるようになったにもかかわらず、体の代謝が上がって中年太りが抑えられたり、骨格筋、肝臓、脂肪といったさまざまな場所で加齢に伴って起こる変化が抑えられたり、NMNには非常に多岐にわたる抗老化作用があることが判明しました。 このように、加齢に伴うトラブルや変化を抑えられたという研究結果が数多く出たことから、NMNが注目されるようになってきているということです。 摂取方法はさまざまありますが、サプリメントや点滴などが一般的です。 NMNを服用していただきましたお客様からは以下のような声をいただいています。

・目がスッキリした
・体が軽くなった
・思考や集中力が高まった
・代謝がよくなった
・肌のキメがアップした
・睡眠の質が向上した

若返りやアンチエイジングについてはこれからも研究が進んでいくとは思いますが、どのみち今後、日本も世界も高齢化が進むことは間違いないです。 早い段階でなにかしらケアをする人が長い人生を充実して過ごすことができるのかもしれませんね。

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